iPad用のペンを試す(非純正)
apple pencil などいらないと思っていた
まずはどうでもいい前振りから。
元々 iPad (無印)用に買ったのですが、今手元にある iPad はiPad mini (Gen6 2021) です。
絵を描くわけでもなく、apple pencil のことなんて気にもしていませんでした。
そして突然特殊な状況です。
とあるイベントがありまして。イベントといってもこのご時世リアルイベントは厳しく。zoomを使ったイベントでした。
演者だけでなく希望する観客もすべてビデオありで、zoomにインしている状況ですが観客は沢山いるのでマイクは強制的にミュートになっています。
そこで「スケッチブックがあれば、そこに文字(メッセージ)を書いてカメラに映せばいいじゃないか」ということを思いつくも、スケッチブックなど持っていない。
ふと、iPad があるじゃないか!と思うも、どうすればいいのだ?
iPadは電子書籍読んだり、動画を見たり、くらいにしか使っていないので、手書きメモなど書いたことなかったのです。
とりえあず標準の「メモ」アプリを起動。
四苦八苦しつつペンみたいなアイコンをみつけ、それをタップし、指でなんとか文字を書く。などなどうまく使いこなせないまま、そのイベントは終了。
こんなことは滅多にないのですが、pencil あってもいいのでは?と思いました。
ペンを探す
かといって、絵を描いたりするわけでもなく、純正のapple pencil を買うほどではない。
最初はヨドバシドットコムで探そうとしたものの、純正以外ので良さげなものはあまりなく。
amazonを見てみると、ずらりと聞いたこともないメーカー名が並んでいて、商品名だけで詳細を見なくても「あー中国製だな」とわかるいつものパターン。
とはいえ非純正で探しているので、それはもう仕方ないだろうとあきらめます。マケプレでも、amazon の倉庫から出荷されるものに絞って適当に探してみます。
ついでに、充電不要タイプのペンも買ってみました。
使ってみる
届いたので早速使ってみます。
充電するタイプのものもBluetooth 接続は不要です。
筆圧、傾き検知などはありません。・・・と最初は思っていたのですが、どうやら傾き検知はあるようです。
- 電源のオンオフはペンの先端(ペン先じゃない方)にセンサーがあります。
- 充電はType-Cです、一応ケーブルも付属しています。
- ペン先の替えもひとつだけ付属していました。
- パームリジェクションの機能はあるようです。
磁石も内蔵しているようでiPad pro などであれば、本体の側面につけられるようですが、試してはいません。
とりえあずメモアプリで試してみますが、書けます書けます。
液晶保護シートなどを貼っていないせいもあり、コツコツと音はしてしまいますが文字くらいは問題なく書けます。遅延等も気になりません。
充電不要タイプの方も試してみます。
こちらも問題なく書けますが、私が購入したタイプのペン先はどうしても太くなってしまうらしく、あまり細やかなことはできず「これ、指で書くのと変わりないのでは?」という感想を抱きました。
指で直接書くよりは書きやすいので、これはこれでアリだとは思いますが折角買ったので充電するタイプの方をしばらく使ってみようかなと思います。
アプリも他に何かないか探して、paper というメモアプリを試してみましたが、無料版は機能がかなり制限されているので、だったら標準のメモアプリで十分だなという感じです。
私が購入したのは充電するタイプのものでも、純正のものの1/3ほどの価格です。探せばもっと安いものもあると思います。
充電不要タイプのものであればもっと安いですし、iPad 以外でも使えます。
絵を描いたり、文字を精緻に書いて編集したいなどの用途であれば、純正の方がいいかもしれませんが、そうでないのなら非純正のものでも、十分かもねと思いました。