Lenovo Yoga Tab 11 を買いました(iPad miniあるのに)
iPad mini を買ったのに Yoga Tab 11 も買ってしまう
元々 android の 8インチタブレットを使っていたのに
android のタブレットでまともなものが全然発売されないので、iPad mini 6 を買ってしまいました。
さらに「8インチだと電子書籍の小さい文字を読むのがしんどい」と思うようになり
もう少し大きいタブレットが欲しくなって、いろいろ迷った挙句Lenovo Yoga Tab 11 も購入してしまいます。
検討の経緯は別の記事に書いています。
あと iPad mini 6 の話も別記事で書いています。
スペック的には iPad mini より iPad 無印の方が近いため、これ以降 iPad 無印との比較の話が何度か出てきます。
ただ、すでに iPad 無印は手放してしまったため
これ以上追加の比較はできません。
一部は前の記事とかぶりますが実際に使ってみた感想など、簡単に書こうかと思います。
前の記事に書いた前提条件として
という基準で選定しているため
前の記事にも散々書いたように「iPad でいいじゃん」と言われてしまえば、その通りですねという他はありません。
確かにYoga Tab 11 の新品の価格は iPad (無印)の 64GB モデルであれば買えそうな価格です
でも、Yoga Tab 11 はストレージが128GB/256GBあることを考えるとスペックの割には安い価格だと思います。
前の記事にも書きましたが自分はたまたま状態の良さそうな中古品を見つけたので、中古で256GBモデルを購入しました。
(後日追記)
購入してしばらくしてとあるショップのセールで、私が中古で購入したのとほとんど変わらない値段で新品が売ってました。
もう少し我慢すればよかった。こういうのはあるあるですよね。
(追記終わり)
中古だとメーカー保証は受けられませんがそこは諦めます。
購入したショップで物損や水没でも対応してもらえる追加の保証を勧められて一瞬迷いました。
しかしそこまで高くはないものの毎月保険料の支払いを続けないといけないのと、保証を受けるときの免責金があり
1年くらい加入すると差額が「新品買えたじゃん」って金額になりそうだったのでやめました。
今調べたら解約は電話でないとできないようで面倒でしたね。
すみませんなんか話がそれました。
独特の形状
この端末の特徴というか避けて通れないのがキックスタンド付きというところです。
キックスタンドのおかげで、別のカバーやスタンドなどがなくても机に立てかけて使用できることです。
この画像ちょっと近づき過ぎて逆にわかりづらくなりましたかね。
キックスタンド自体は便利なのですが、そのせいで重量が少し重くなっているのと
下部にスピーカーなどが内蔵されている部分が円柱になっているので、手持ち使用がちょっとしんどいです。
手持ちできなくはないですが長時間は無理だと思います。
特に縦向きはかなり辛いので、スタンドを使うにせよ使わないにせよ、横向きのみで使う方が良いと思います。
下部のスピーカーはJBLのスピーカーだそうです。
とはいえ第一印象は可もなく不可もなくという感じでした。ちょっと期待が大きすぎたかもしれません。
実際に使ってみるとタブレットのスピーカーとしては比較的良い部類に入るのかなと思いました。
カバーや保護フィルムは購入していない
普段だとカバーや保護フィルムの購入も検討するのですが、基本的に外には持ち出さず家の中のみで使用する予定なので
今のところどちらも購入していません。
カバーについてはサードパーティー製のものが山ほどあり少し検討しましたが、結局購入していません。
そもそも同種のタブレットと比べてやや重い端末なので、わずかでも重量増を避けたいというのと
キックスタンドがあるのでカバーを折りたたんで、スタンド代わりにするというような必要がないので
いらないという判断になりました。
カバーが無いので保管場所に置いて充電する時に、カバー代わりに手ぬぐいをかけているのですが
それがちょっと面倒かなというくらいです。
保護フィルムについてはスマホでも上手く貼れないのに、11インチもあるタブレットで綺麗に貼る自信がありません。
外に持ち出すのでなければ、別に保護フィルムなしでもいいかと思っています。
周辺機器という話では、キーボードは使用頻度はかなり低いので手持ちの汎用 Bluetooth キーボードを一応ペアリングしておきました。
ペンの話は後ほど簡単に。
指紋認証と画面のはなし
この端末には指紋認証はありません。
代わりと言ってはなんですが顔認証はあります。
顔認証が使い物にならないといったレビューも見かけましたが、少なくとも自分の環境では問題なく動作しています。
とりあえず横向きにしてスタンドで立てかけた時に、電源ボタンが右下に来ることを覚えておくのと
画面をダブルタップするとデバイスが復帰する機能があるので、それをオンにしておきます。
あとはスリープ状態から電源ボタンを押すか、画面をダブルタップしてロック画面を表示させれば、顔認証が自動的に作動して、うまくいけば1~2秒程度でロック解除されます。
部屋が暗いと認識精度が下がってしまう感じですが、そうでなければそれなりに認識してくれます。
画面の解像度は 2000 x 1200 (16:9.6) という変則的な解像度です。
iPad 無印の 2160 x 1620 と比べると若干劣りますが自分の使い方ではそこまでの差は感じませんでした。
本体サイズもほぼ同じですが微妙な差はあります。
アプリの話
最初に書いておきますが、いわゆるソシャゲはほとんどやらず。
重たいゲームを動かすことはないので、そういったレポートはできません。
この端末は比較的素の android に近く、プリインストールアプリも少なめです。
ランチャー(ホームアプリ)については、最初からNovaLauncher に変えました。
メーカーデフォルトのものでもいいのですが、メーカーが変わると操作が大きく変わってしまうことがあるので
最近はもう最初から NovaLauncher を使うことにしています。
最近の android はジェスチャーナビゲーションがデフォルトになっていますが
いつまで経っても慣れないので、結局従来の3ボタンナビゲーションに変えてしまいます。
慣れればホームボタンの無い iPad mini 6 と同様の操作に統一できそうなのですが
android の場合メーカーのカスタマイズOSが搭載されていると操作が統一されない可能性があるのと
やはり明示的に「戻る」ボタンがあるのが android のわかりやすさでもあり
なかなかジェスチャーナビゲーションに移行できません。
用途が明確なので、メインで使用しているスマホと比べても、インストールしたアプリは少なめです。
用途のうちの大きな一つである電子書籍について。
前の記事にも書きましたが一通り書いておきます。
現在主に使っているアプリが以下の二つ。
まだ購入したばかりなので、容量はそこまでありませんが
今後どんどんコンテンツをダウンロードすると、容量は雪だるま式に増えていきます。
ストレージ容量を 128GB 以上のものを探していたのもこれが理由です。
microSD で容量を増やす方法もあるのですが
楽天マガジンでmicroSD にコンテンツを保存してしまうと、動作がとても重くなってしまうのが嫌で
本体(内部ストレージ)に保存しても持ちこたえられる容量のものを選びました。
Reader Store も楽天マガジンもコミックや雑誌など横向き見開き2ページで問題なく表示できています。
雑誌などで文字が細かいものは拡大しないと辛いですが。iPad でも同様なので、10~11インチではこれが限界でしょうね。
もう一つの大きな用途である動画鑑賞も、まだ YouTube くらいしか試していませんが特に問題はありません。
純正のオプションでペンがあるのですが、本格的に絵を描いたり、メモを取ったりすることはないので
iPad用のペンを探したときに、一緒に買ったものを使うことにします。
しかも、充電不要なタッチペン(汎用品)です。※ペン先が導電繊維製
プリインストールされていた Squid というアプリが手書きメモに対応していたので、ちょっとしたことなら、それを使えばいいかなと思っています。
端末固有の機能が結構あるのですが
そのうちの一つに「スマートローテーション」というのがあり。
本来縦向きにしか対応していないアプリでも、無理矢理に横向きにして表示してくれる機能です。
この端末は基本的に横向きで使うことになると思うので、スマホの縦向き使用しか考慮されておらず
タブレット未対応のアプリでも横向き表示にしてくれるのは地味に便利です。
私は使用することはありませんがキッズモードに対応しているようです。
日本語入力について Gboard だけではなくFSKARENもプリインストールされています。
私はアルテ日本語入力を使用しているので、使うことはないですがFSKAREN も使いやすいと思うので
Gboard が使いづらいと感じたら FSKAREN を使ってみてもいいと思います。
バッテリーについて
外に持ち出すつもりはないので、バッテリー持ちはそれほど気にしていないのですが、一応わかることを書いておきます。
公称15時間稼働らしいですが、実際に満充電からどこまで使えるのかなどは試せてはいません。
バッテリー保護モードをオンにしているので満充電にはならず40~60%程度で充電は止まります。
どれくらい実情を反映しているのかはわかりませんが、残り40%程度で電池が切れる推定時刻が12時間後とかになっています。っていうか公称15時間稼働なので計算は合わなさそう。
とはいえバッテリー容量はそれなりにあるはずなので、少なくとも通常使用においてバッテリー持ちが悪いと感じたことはありません。
家の中であれば、どうしようもなければ充電しながら使用しちゃえばいいのです。
適当な充電器とケーブルで充電したら「低速充電」と表示されてしまいました。
付属のもの以外の充電器を使うにしても、それなりの充電器を使った方がよさそうですね。
なんだかよくわからないが満足度は高い
褒めているのか、けなしているのか、よくわからない感じになっていますが。
妙に満足度は高いです。
iPad mini 6 は外に持ち出すこともあり、一通りいろいろなことができるものということで購入しましたが
Yoga Tab 11 は明確に電子書籍と動画鑑賞という用途のためで、それらは十分にできているということなのでしょうね。
最近スマホを購入してもそれほどワクワクしないのですが、なぜかこれは特別な何かがあるわけでもないのに使いたくなります。
選択肢が少ない中いろいろ迷って、しかも中古まで探し出して購入したのと
キックスタンド付きという独特の形状なので、自分で「いい買い物をした」と思い込もうとしているのかもしれません。
独特の形状は用途を制限する原因にもなるので、もっと汎用的に使うには Xiaomi Pad 5 辺りを選ぶべきだとは思います。
android タブレットはエントリークラスのものが多くを占める中、Yoga Tab 11はミドルレンジ程度のスペックはあるので重たいゲームをするとかというのでなければ十分使えますよ。