かんちでんち

気になったモノ・コトをぼちぼちと。元々観劇記録メインだったものの、昔と比べると観劇回数が圧倒的に減っているので、その他雑文の方が多いのです。

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ASUS Mini PC PN51-S1を購入して使ってみる

PN50からPN51-S1へ買い替え

現在メインPCは別にありますが、サブPCとして PN50 を使っていました。

PN50にそこまで大きな不満があった訳ではないのですが、突然新しいものが欲しくなります。

インテルの NUC なども調べますが、このご時世のせいか、あるいはモデルチェンジの狭間なのかちょうど良い製品(の在庫)が見つかりません。Lenovoや日本HPのミニPC(完成品)も気になりますが納期はかなり先になりそうです。

特別急いでいた訳でもありませんが、比較的手に入りやすかった PN50 後継の PN51-S1 を購入します。※すでに販売終了している PN51 ではなく PN51-S1 です。

PN50 と比較するとCPU性能は向上していますが、映像出力関連など一部スペックダウンとなっているところもあるようです。自分の使い方であれば特に影響はありません。

CPUはモデルにより異なりますが、自分の場合は Ryzen 3 4300U モバイル から Ryzen 5 5500U モバイル に変わることになったため若干のスペックアップになるのでしょうか。

もう少し待てば、ベアボーンではない完成品モデルも発売されるようでしたが、急いでいない割には「今すぐ欲しい」となってしまっていたので、すぐに手に入るベアボーンモデルにしました。

当たり前な話かつ今まで PN50 を使用してきたので何も感じていないのですが、通常のデスクトップPCと比べてとても小さいです。だからこそミニPCと呼ばれているのですが。拡張性は乏しいですが、端子類はその辺のノートPCと比べても多い方じゃないですかね。

パーツの移植

PN51-S1正面 電源ボタンのシールが貼りっぱなし

ベアボーンモデルなので、OS・メモリ・ストレージ(SSD)は自分で用意しなければなりません。

PN50 は今後未使用とするつもりなので、PN50 で使用していたパーツをそのまま移植します。

筐体はほぼ変わりありません。相変わらず長いネジを抜き取り、ケースを開けて、PN50から取り外したパーツを同じようにセットするだけです。

PN51-S1 ケースを開けたところ

メモリは ノートパソコン用のSO-DIMM (DDR4-3200 (PC4-25600))8GB ×2  

SSD はM.2スロット (Type M 2280) は SATA及びPCIe & NVME 両対応 です。

このSSDは NVME ですが PCIe Gen3 x4 で速度は控えめです。といっても通常使用において困ることはありません。

PN51-S1 向きを変えて 奥がSSD 手前がメモリ

2.5 インチ用のSATA 6Gb/s ポートもありますが、大量のデータを保存する予定はないので、今回も使用しません。

メモリとSSDをセットするだけなので、そこまで難しい作業ではありません。

Windowsのインストール

サブPCでは大したことはしないので、UbuntuChrome OS Flex などのインストールも検討しましたが、一部 Windows でないと動かせないアプリケーションを使用しているのと、PN50 で使用していたライセンスを移行できるので素直に Windows をインストールします。

PN50 では Windows 10 から Windows 11 へアップグレードしましたが、今回は最初から Windows 11 をインストールします。

ライセンスの移行については、ローカルアカウントでセットアップしたのに、わざわざマイクロソフトアカウントでログインし直してみたり、いろいろあって大変だったのですが、それだけ一つの記事が書けてしまう長さになるので、詳細は省略します。

あれこれやりましたが、結局自分の場合 Amazon で購入したWindowsライセンスだったので、手元にある25桁のライセンスキーを普通に入力するだけで良かったようです。

ドライバのインストール

Windows のセットアップ終了後、付属のDVDからドライバ類をインストールします。ASUS の HP からドライバ類のダウンロードは可能ですが、もし DVD ドライブを接続する手間を許容できるなら DVD からインストールした方が楽かなと感じました。

ただ、今時 DVD からインストールっていうのは、それはそれで面倒だなとも思いました。接続できるDVDドライブなどが無い場合はまず「ASUS Business Manager」をダウンロードして、そこからアプリケーションやドライバなどのアップデートを行うと簡単だと思います。

Business と名付けられているように本来は法人での使用を想定したユーティリティーだと思いますが、個人ユーザーでも必要な機能だけ使用すれば良いと思います。

PN50 のときはインテルAMDのユーティリティーをわざわざインストールしてドライバの最新化をしていましたが、PN51-S1 では「ASUS Business Manager」とWindows Update に任せてみることにしました。

ファンがうるさい?

このPCのレビューで「うるさい」との感想を良く見かけるのですが、自分としては「そうでもないのでは?」と思っています。確かに耳を近づければ音はしますが、隣に置いている NAS の方がよっぽどうるさいと感じます。

そこまで負荷をかけるような作業していないというのと、設置場所の影響などもあると思いますが、自分としては音はそれほど気になりません。

CPUなどは多少変わっているものの、筐体はほぼ同じということもあり PN50 のときと感想はほぼ変わりません。

その他

PN51-S1 は USB-PD での給電が可能なようですが、手元に 65W で給電できる充電器がないため試すことはできず、付属のACアダプタで給電しています。

マルチディスプレイにも対応していますが、こちらも試すことはできていません。

ライトな使用であれば問題なし

自分の場合はあくまでサブPCとしての使用であるため、PN51-S1 のスペックで何も問題はありません。

Chromeなどのブラウザ(動画視聴等)が主な用途なので、特別何か困ることなどないのです。そして取り立てて何かを評価するというのが難しいのです。

ライトな用途であればメインPCとしても使えると思います。

何か気が付いたことなどあれば追記しようと思います。

PN50 のときの記事の方がもう少し詳しく書けているかもしれません。

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