かんちでんち

気になったモノ・コトをぼちぼちと。元々観劇記録メインだったものの、昔と比べると観劇回数が圧倒的に減っているので、その他雑文の方が多いのです。

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LinkBuds S を衝動買い

この記事は LinksBuds S を購入して使ってみたという話です。ただ、全ての機能を使用した訳では無く、ファーストインプレッション的なレビューになります。

完全ワイヤレスイヤホンになかなか慣れない

これまで「完全」ワイヤレスイヤホン入門として、Anker の Soundcore Liberty Air 2 Pro を購入して使用していました。

ただ、装着感にやや不満があって、イヤーチップを変えてみたり試しますがしっくりきません。

そして、完全ワイヤレスイヤホンにまだまだ慣れることができず。以前から使用していた WI-C310 と併用していました。

WI-C310 は比較的低価格で使いやすいのですが、ノイズキャンセリング機能などはありません。

LinkBuds S をノイズキャンセリング目的で購入

新しいものに手を出してみたいなと思いつつも、最近はどのメーカーも完全ワイヤレスイヤホンが主流で、コードありのものでノイズキャンセリング機能まであるという製品はあまりありません。

上記の WI-C310 だったり、以前は WI-C600N を使用していたり、なんだかんだSONY製品を選ぶことが多いので、いいものがないか調べてみましたが、SONYも力を入れているのは完全ワイヤレスイヤホンで、ノイズキャンセリングありのものとなると価格もそれなりになってしまい、ちょっと躊躇していました。

そこに、LinksBuds S 発売のニュースが気になり始めます。

LinksBuds はオープンエアのイメージがあったのですが、LinksBuds S はカナル型ノイズキャンセリングと外音取り込みを切り替えて使えるとのこと。

発売前に予約までするのはやりすぎかなとも思い、思いとどまったのですが、発売後もしばらくは価格が下がることはなさそうな感じがしたので、発売直後に購入を決意します。

使用してみて

毎日ヘビーに使用しているというわけではなく、あくまで手軽に使える範囲になりますが、思いつくままに感想を書きます。

ノイズキャンセリングと外音取り込み

ノイズキャンセリングはそこそこ優秀です。機能がオンになると外音が減るのははっかりわかりますし、特に電車の中などで効果を実感できます。

ノイズキャンセリングについては具体的な感想を文章で書くのは難しいのですが、個人的には満足しています。

外音取り込み機能(アンビエントサウンドモード)についても、夜に外を歩いていたら虫の声まで聞こえてきました。

今まではお店で店員さんと話をしないといけないときなどはイヤホンを外していたのですが、これだとイヤホンは外さずに外音取り込みに切り替えればいいですね。

小型軽量

そして、LinksBudsの名を冠していることもあり、小さいです。ケースも含めて本当に小型軽量です。

装着や取り外しは小さいがゆえに慣れが必要かなという感じです。

耳から取り外してケースに入れる際に、誤ってタッチセンサーに触ってしまい、予期しない動作をさせてしまうこともあります。

(こういう画像では500円玉を比較に使うイメージがありますが、手元に100円玉しかありませんでした)

タッチセンサーの操作

デフォルトのままだと、右は主に再生コントロールとして再生/一時停止など、左はノイズキャンセリング機能/外音取り込み機能(アンビエントサウンドモード)の切り替えになります。

個人的にはボリュームのコントロールも欲しかったなと思いました。

後述するアプリで機能の切り替えはできるのですが、上記の再生コントロールか外音取り込みコントロールとの排他になるため、どれかかを諦めることになります。

音声アシスト機能(Googleアプリ/Siri)の起動/解除もできますが、正直あまり使わないなという感じです。

このあたり、専用アプリをインストールさせるのだから、もう少し細かいカスタマイズができればいいのになと思いました。

一旦、ボリュームコントロールはあきらめてスマホなどで行うこととして、デフォルトの設定のまま使用しています。

Headphones Connectアプリ

自分は WI-C600N を使用しているときに Headphones Connectアプリ をインストール済だったため、それを引き続き使用することになります。

面倒だとは思いますが、最低限の機能を使うためにもこのアプリはインストールはした方が良いと思います。

自分は本当に最低限の機能しか設定していません。

  • アダプティブサウンドコントロール <off>
  • スピーク・トゥ・チャット <off>
  • イコライザー <off>
  • 360 Reality Audio <未設定>
  • Bluetooth 接続品質 <接続優先>
  • DSEE Extreme <off>
  • 立体音響の最適化 <未測定>
  • 音声アシスタント <モバイル機器のアシスタント>
  • タッチセンサー 左 <ノイズキャンセリング/外音取り込み> 右 <再生コントロール>
  • QuickAccess <未設定>
  • 自動電源オフ <ヘッドホンを外したらオフにする>
  • ヘッドホンを外したら音楽を一時停止 <on>
  • 通知音と音声ガイダンス <on 日本語>
  • ソフトウェアの自動ダウンロード <常に自動でダウンロードする>

各機能の内容を細かく書くとキリがないので省略しますが、ほとんどデフォルトの設定のまま使用しています。

QuickAccess という他のアプリとの連携機能はありますが、対応アプリが少なくて使えないなという印象です。

アダプティブサウンドコントロールという、行動や場所などをアプリが検知して設定を自動的に切り替える機能があります。自分は今のところはそこまで自動的に設定を変える必要はないと考えているのでオフにしています。

上記の機能を使用するためか「アクティビティー」を検知する機能があり、今後アダプティブサウンドコントロールを使用することも考えてこちらは一旦オンにしています。

行動のログが取得されるのはわかるのですが、バッジ(実績)機能などもあります。バッジに関しては「そんなのいる?」というような機能なので気にしくなくていいと思います。

本当は最初にいろいろ設定すれば、自分にとってより良い音質になるかもしれませんが、接続や電池持ちを優先するため、音質向上の機能などは今のところほぼ使用していません。

接続品質と電池持ち

接続品質については「接続優先」にしていることもあり、あまり問題は感じていませんでした。

ある日、やや混雑している駅・電車の中で、片方のイヤホンしか認識しない。という事象には遭遇しました。何度か試して、ようやく認識されたという感じです。

そもそも、スマホ側の設定で「高音質オーディオを使用」というのが有効になっていなかったため SBC での接続になっていたので、そちらを有効にして AAC での接続に変更しました。これが接続品質にどのように影響を及ぼすのかはわかりません。

満員電車など、人の多いところに頻繫に行くようだと、接続品質は悪い意味で気になるかもしれません。片方だけ認識しない場合は一旦耳から外して再度装着すると認識されます。

現状一日中ずっと使うといったヘビーな使い方をしていないので、電池持ちについても感想を書ける感じではありません。とはいえ今のところ、特に電池持ちで困るような事態にはなっていません。

先ほどの「片方のイヤホンしか認識しない」が発生した日は約半日使用していましたが、自宅に戻ってきてバッテリー残量を確認したら『左93% 右82% ケース90%』という感じでした。左右で減り具合が異なっていますが、片方しか接続されていなかった時間が長かったのかもしれません。

ずっと音楽を聴いていた訳ではないので、こんなものかなとは思いますが、出先で充電しないといけない事態にはならないかなと感じました。

今のところ、タッチコントロールに慣れない以外は快適に使用しています。何度か外で使用して、最低限の機能は使えるようになりました。やっと、本格的に完全ワイヤレスイヤホンデビューできそうです。

音質など気になる方には物足りない感想ですみません。

ノイズキャンセリング目的でもありだと思います

とりあえず、ファーストインプレッションのような感想を書きました。

LinksBudsというと外音取り込み(アンビエントサウンドモード)のイメージがありますが、自分のようにノイズキャンセリング機能目的で購入するのもありだと思います。十分に実用範囲内です。

価格帯が微妙に違うので比較しづらいですが、WF-1000XM3 や WF-1000XM4 ではなく、小型軽量である LinkBuds S を選ぶ価値はあると思います。

価格は決して安くはありませんが、手軽に使える完全ワイヤレスイヤホンとして良い製品だと思います。