かんちでんち

気になったモノ・コトをぼちぼちと。元々観劇記録メインだったものの、昔と比べると観劇回数が圧倒的に減っているので、その他雑文の方が多いのです。

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選挙公報の情報の薄さよ

 

予想通り、盛り上がりに欠けている感のある選挙戦ですが。

世間的にはどうなんでしょうね。

 

先日、やっとこさ選挙公報が届いていたので

ちらっと目を通したのですが。

 

比例区用の方はほんとに中身がない。

紙面の大きさの問題もあるし

あまり文書を詰め込んでも読んでもらえなくなるんだろうけど。

政策なんてまともに書いてやしない。

選挙区の方は多少は具体的な政策・公約が書いてあるので

判断材料にはなるのかな?

それにしても、

選管も政党も短期間でいろいろ準備しないといけないのは

大変ですよね。

 

あと、忘れがちな

最高裁判所裁判官の国民審査。

これも広報に情報が載るのですね。

そして、これがもう

「これでどうやって審査の判断基準にするんだよ」

ていうくらい分かりづらい。

 

選挙の立候補者とは違うので

派手な宣伝文句も書けず。

堅苦しい文書が並ぶのも

仕方ないとは思うのですけど。

けど。

それにしても、分かりづらい。

 

これも制度自体が全く機能していないので

なんとかしてもらいたい。

何せ、過去にこの国民審査で罷免になった人はいないのだから。

とりあえず、この無意味な制度への反発を込めて

対象者は全員×にしとく。

 

話を少し戻して、

政見放送って意味あるんですかね。

選挙カーで名前だけ連呼するのを聞くよりは

遙かにマシだとは思いますが。

 

比例区はともかく、選挙区なんて、

小選挙区制でバラバラになっているのに

自分の都合のいい時間に

自分が投票できる選挙区の候補者の

政見放送を見ることができるのかという問題。

 

あれやこれや含めて

公職選挙法は時代遅れなので、なんとかしていただきたい。

 

政見放送を見たところで

野党は他党の批判がほとんどだし

与党はひたすら自己(満足)の成果を主張している。

あとは耳障りのよい、

というか、守られるかどうか怪しい公約を述べるのみ。

 

今、たまたま比例区の政権放送を横目に見ながら書いてますが

全く見ないよりは各党の主張を知ることができるかな。という感想。

 

ところで、各党の放送の時間帯や順番とかって

どうやって決めているんですかね。

放送回数は候補者数によって変わったりするようですが。

ちょっと気になりました。

 

政見放送を見ても

いざ比較をして、投票する政党を選ぶとなると難しいですね。

単なる批判合戦になりそうですが

一方的に喋る政見放送よりは

討論会の方がまだ各党の比較はしやすいかもしれませんね。

 

選挙カーでの名前連呼は聞いてられないし、

今や情報を得る手段はいくらでもあるんだから。

選挙公報や、政見放送なんかに頼らず、

自分で情報収集しないといけませんね。

 

そして、肝心の投票。

自分の選挙区は選挙区の候補者も比較的多く

「自民と共産のみ」「公明と共産のみ」

というような極端な二択にはなっていないのですが。

政党やマスコミから注目されるような

重点選挙区でもないのが中途半端なところ。

 

それにしても、政党単位で考えるとしても、

投票したいと思える政党がない。

正直、棄権したいくらい。

でも、何もしないのは、

やりたい放題の政治を追認することになるので

それだけは避けたい。

 

できれば期日前投票で済ましてしまいたいので

早々に決断しなければ。

 

(後日追記)

今回改めて気がついたこと。

すでに開票が始まってから書いているのですが。

選挙関連の記事ばかり増えてもあれなんで

関連記事に追記します。

 

若年層の低投票率が指摘されているものの。

もし若年層が全員に選挙に行っても、

人口構成の関係で、高年齢層には敵わない。

だから、選挙に行っても無駄なんだというエントリーも目立ちました。

 

そもそも、選挙に行く、行かない

というレベルの議論をしないといけないというのはどうなんですかね。 

 

人口構成から考えれば、それはそうなんですけど。

だからと言って、選挙に行かないというのは

違うのかなと。

今の政治に満足していて、現状追認というのであれば

それでも構わないのかもしれないけど

そうでないのであれば、せめてそういう意思表示をするべきだと。

選挙制度そのものも、問題があると思うので

大きく変えて欲しいものです。

 

本当は選挙のときだけでなくて

選挙後にももう一歩踏み込んだ行動が必要なのでしょうが

現実はそこまでの余裕がない。ですね。

 

あと、ゲーム理論という単語が出てくるのも面白いですね。

無意識のうちにゲーム理論に基づいた行動をしているのかもですね。

 

ここ最近、本当に選挙が面白くない。

せめて、興味が持てるような面白いものになって欲しいと思います。

救いは選挙特番が少し面白くなりつつあること。

相変わらず、評論家と政党の幹部との

不毛なやりとりを垂れ流しているところもあるものの。

違った切り口でやっていたり、ネットでもいろいろやっていたり。

少しずつ何か変わってきているのはいいですね。