これはブログなのでしょうか

誰かに向けてというよりは、自分の備忘録的な意味合いで書いています。元々観劇記録メインだったものの、観劇回数が極端に減っているので、その他雑文の方が今は多いのです。

劇団四季「アイーダ」

公演データ

感想とか

千秋楽間近のアイーダ観てきました。
長い間芝居を観てきますが、
実は四季のミュージカルを観るのはこれが初めて。


結論をまとめて言うと、
後からじわじわくるタイプの芝居ですね。
大人向けのお話です。
そもそもミュージカル観ない人なんで、
細かい不満を言い出すとキリがないのですが、
総じてよかったと言えるような気がします。

千秋楽間近と言っても、ある程度ロングランでやってきていて、
しかも京都での公演も決定しているせいか。
当日券ですんなり入れました。


しかし、当日券売り場がわかりにくい。
最初、窓口に行ったら「本日お求めの方は隣でお願いします」とのこと。
上の方に小さく「引き替え窓口」のようなことが書いてあった……
同じような窓口が2つあったらどっちでもいいって思うじゃないかー。
っていうか、もっと大きく書いとけよー。
と最初からつまづきつつ。


さすがに値段が違うというか、
普段行くところとキャパシティーが違うとせいか、
ロビーに入っただけで芝居観に来たんだなぁという気分に。
周りから漏れ聞こえてくる会話も、初めてでは無いような人ばかり。
やっぱり、リピートする人が多いんですかね。
自分は同じ公演を二度観るくらいなら別の芝居を観よう
っていう考えなので、若干違和感を覚えます。


客席に行くと、もう1年以上ロングランをやっているというのに、
土曜日のせいか、8割から9割はうまっているようです。
2階席は確認しなかったので、実際のところはよくわかりませんが。
隣に座った女性二人連れの会話を聞くともなしに聞いてみると、
やっぱり四季の公演は何度も観ているようで。
しかし、会話の中にやれ「ファントマ」だとか、
聞いたような劇団の名前も出てくるので、
ミュージカルばかり観る人達ではないんだと勝手に親近感を覚える。


舞台には緞帳が思いっきり下りていて。
しかも、劇場の緞帳ではなく「アイーダ」専用の緞帳っぽい。
金かかっているなぁっと見とれていると、なんとなく違和感が。
客入れの曲が流れていないのが原因でした。
なんか普段観る芝居とは違うんだという気持ちになる。


いざ始まってみると、舞台は転換も多いせいもあって、
シンプル……と思いきや
よくよく見ると、いやいやめっちゃお金かかってますやん。
って感じ。


肝心の中身ですが。
やっぱりミュージカルに慣れていないせいか、
歌に入ると素に戻ってしまいます。
歌がなければ、もっとコンパクトな芝居になるんじゃないかと思いつつ、
歌の間に登場人物の感情が大きく動くので油断なりません。
結局芝居なら長くかかるようなところも、
歌やダンスで表現すると凝縮されるのかも。


素に戻るなんて書いたものの。
ちゃんと歌の歌詞が耳に入ってくるのには驚きました。


そもそも、日本人の感情表現ってそれ程派手ではないので、
ミュージカルのようなものは向いてないのでは
って思うのですが。
ちゃんと出来ているんですよね。
これをやっている四季はすごいと感心しました。


ただ、ミュージカルとかでは当たり前なんでしょうが、
例えば主要なキャストのソロが終わると拍手なんかが起こってしまうのは
これまた違和感が。
基本的にそういうのは最後だけでいいと思っている人なので。
途中一度だけ、前半の山場のところでは、
アイーダを中心にヌビアの人たちが結束する場面?)
これは拍手をしてもいいかなって思ったりしましたが。


舞台は古代エジプト。戦争のお話なので冒頭は
やれ奴隷だなんだと、ちょっとダークな感じ。
敵国同士の王女と将軍の許されぬ恋のお話。
なんだかありがちな感じで。
アニメが原作でないディズニー作品らしいですが。
なんかヨーロッパな感じ。って思ったら、
原作のオペラがあるんですね。


正確には、その二人と将軍の婚約者の王女も加わった
三角関係のお話というべきですね。
しかも、単なる恋愛物語にはなっていないのがミソ。
女性が頑張るお話は好きなので、楽しく観ることができました。
それでも、やっぱり女性向けだなとは思いましたが。


冒頭に現代のシーンが出てきて、ラストでもう一度同じシーンが。
というこれまたよくありがちなパターンがあったのですが、
逆にラストが読めてしまって、
冒頭の方はいらないんじゃないかなって思ったり。
でも、冒頭で少し振っておかないと、ラストが盛り上がらないのかも?
とか余計なこと考えました。
結局ラストはフェードアウトのような感じで終わったけど、
ラストに台詞が一言あって、カットアウトで終わって欲しかった。
(観ていない人にはなんのことだかさっぱりわかりませんな)


繰り返しになりますが。
正直普段ミュージカル観ない人間にとっては、
いろいろ突っ込みどころ満載です。
それでも、たまにはこんなのもいいかも
と思わせるものはありました。


しかし、金がかかっているのはよくわかったけど。
チケット代高いなぁ……