かんちでんち

気になったモノ・コトをぼちぼちと。元々観劇記録メインだったものの、昔と比べると観劇回数が圧倒的に減っているので、その他雑文の方が多いのです。

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やっとマイナンバーカードの交付通知書が届いたけど わからないことが多すぎる

 

申請したことすら忘れていた

マイナンバーカードの

交付通知書がようやく届きました。

 

だからどうだという訳でもないので

twitterでちょこっとtweetして

終わらせようかと思ったけど

気になることが多すぎて

とてもじゃないけど

twitterの140文字では書けそうにないので

ブログに書いてみる。

 

そして書いてみたら

予想を遥かに上回る長文になってびっくりしています。

 

小さなハガキにいろいろ書きすぎ

 

それはもう

ハガキにびっしりと

小さな文字が埋め尽くされていて

何をどうしたらいいのか

分かりにくいったらありゃしない。

 

役所って

わかりやすい文章書いたら死ぬ病なんかなのでしょうか。

 

申請いただいた個人番号カードが準備出来ましたので通知・照会します。

あなたの意志に基づく申請に相違なければ以下の回答書に

署名または記名押印し、あなたご自身が以下の書類を持参して

表面記載の交付場所にxx.xx.xx(注1)までに来庁してください。

なお、暗証番号(下記1~4(注2))を事前に考えておいてください。

また、15歳未満の者又は成年後見人には、

その法定代理人が同行してください。

 

注1:和暦の年月日がスタンプで押印されていた。ちなみに元号は書かれていないが、さすがに誤って昭和や西暦だと解釈することはないか。

注2:原文は丸囲み数字でしたが、機種依存文字だった気がするので念のため避けました。

 

これ以降も

交付時に持参する必要があるものや

本人確認書類として認められるもの

代理人による受領についての説明やら

暗証番号についてやら

それはもう小さな字で細かく書かれていますが

面倒なのでここには書きません。

 

上に書いたように受け取り期限日が

スタンプで押印されていたり。

重要そうなところに

蛍光マーカーが引かれていたり。

ゴム印で

いろいろ文言が追加されていたり。

「転送不要」っていうのも

後からゴム印で押された感じがするのだけど

マイナンバーの通知なんだから

「転送不要」くらい

最初から印字しておけばいいのに。

とか思ったり。

 

なんだか、微妙に手作り感があるのは

何なのでしょうね。

 

本文も最初の2、3行くらいで

すでに冗長過ぎて

何か怪しい契約でもさせられるのかと

不安になってしまいました。

 

「署名または記名押印」って書いてあるけど

署名と記名の違いは何?

結局押印はいるの?いらないの?

 

「回答書」と記された

氏名記入欄には

氏名と押印箇所だけでなく

日付と住所の記入欄もあります。

無駄に長い文章書いておきながら

一切説明がないのですけど

たぶん記入しないといけないのでしょうね。

 

そして

本人の記入欄が小さすぎ。

 

代理人による受領方法もあるようですが

病気など特別な事情がないとダメなようで

原則として本人が受け取りに行かないといけません。

なのに

ハガキの2/3を代理人による受領に関する事項が

占めているという。

 

ほんと突っ込みどころ多すぎて

なんとかならなかったのか

という感じ。

 

コスト削減のためにハガキにしているのだろうけど

大事な通知なんだから

せめて封書にすれば

もう少しわかりやすくなったのでは?

 

 

あまりにも分かりにくかったので

市役所のHPを見てみる。

そしたら

最終的にマイナンバーのHPに飛ばされてしまったので

そちらで詳細を確認。

総務省あたりが作ったのでしょうか?

 

www.kojinbango-card.go.jp

 

届いたハガキ(交付通知書)は

当然必要だとして。

 

結局本人確認のために

(自動車)運転免許証は必要なんですよね。

運転免許証持っていない人は

いろいろ不便なんだろうなと思いますが

住民票などを管理している市役所で手続きするのに

警察で発行された運転免許証で

身分を証明するって

毎回違和感を感じます。

 

あとはすでに住民基本台帳カードを持っている場合は

引き換えになると思われるので

持参が必要。

 

えっ、通知カードもいるの?

申請してから

こんだけ待たされたら

通知カード失くしてても

おかしくないぞ。

 

暗証番号4つ!?

 

そして極めつけは

暗証番号4つも考えないといけないのかよ!

 

英数字混合1つと

4桁の数字3つ。

 

運転免許証が無駄にIC化されて以降

免許証の更新の度に

2つも暗証番号設定させられるけど

使用する場面が全く無いので

絶対に忘れるのを思い起こさせます。

 

マイナンバーカードの場合は以下の4つ

最初の「署名用電子証明書」だけが

英数字混合で6桁から16桁。

残り3つが数字のみ4桁です。

 

どの暗証番号をどういう場面で

使うのかが全くわからない。

先ほどのマイナンバーのHP見ても

ちゃんとした説明がない。

Q&A(よくある質問)見ても

特に説明がない。

 

さすがに役所でカードを受け取るときには

説明してもらえるだろうけど。

4つも暗証番号設定しろっていうのなら

使用場面くらいはHPにも

書いておくべきでしょ。

 

恐ろしくわかりづらい総務省のHPも見てみたりしつつ

総務省|マイナンバー制度とマイナンバーカード|マイナンバーカード

以下、こんな感じかな。という内容を。

 

1.署名用電子証明書

 e-Taxなどに代表される

 お役所関係の届け出を電子申請する場合に必要。

 これまでも住民基本台帳カード

 利用できましたが

 自分はそもそも登録していませんでした。

  

 利用するためには

 ICカード対応のリーダライタが

 必要になるのですが

 自分が所有している

 PaSoRiソニーICカード読取機)は

 最新機種ではないので

 マイナンバーカードには未対応でした。

 

 今後、確定申告をe-Taxで実施する機会があれば

 PaSoRiを新調して試してみますかね。

 自分は給与所得者(サラリーマン)なので

 そもそも確定申告が不要な場合が多いのですが。

 

2.利用者証明用電子証明書

 住民票の写しなどのコンビニ交付や

 マイナポータルへのログイン時に必要だそうです。

 コンビニ交付はすでに住民基本台帳カード

 利用していたので

 引き続き利用することになりそうです。

 

 マイナポータルとやらは

 まだ運用が開始されていないので

 どんなときに利用するのかわかりません。

 そういえば日本年金機構がいろいろやからしたおかげで

 マイナポータルの運用開始が

 予定よりさらに延期になる

 っていうニュースがありましたっけ。

 

ちなみに1、2については

民間企業でも利用可能だそうですが

そもそも個人番号は

取得について厳しい制限があるので

安易に取得するわけにもいかず。

 

今のマイナンバー運用の

グダグダ加減を見ていると

民間企業にとっては

万が一個人情報の漏洩などが発生した時の

影響が計り知れなくて

マイナンバーカードを取り扱うこと自体が

大きなリスクになりそうなので

当面、民間で積極的に導入するところは

ないのでは?と思っています。

 

3.住民基本台帳

 これは名称からは

 わかりづらかったのですが

 各人に付与されている

 「住民票コード」を参照するために

 必要な暗証番号だそうで。

 

 でも、住民票コードって

 住民票コード入りの住民票の写しを請求するか

 役所で「住民票コードを知りたいので教えて下さい」

 と言って請求すれば教えてもらえるはず。

 

 それをわざわざマイナンバーカード使って

 暗証番号入力して

 データとして取り出して

 利用する場面が思いつきません。

 

 そもそも住民票コードを使用する場面って

 一部のお役所関係の手続きだけなので

 利用しない人のほうが多い気がします。

 

 

 住民票コードを記載すると

 住民票の写しが不要になったりしますが

 住民票コードさえわかっていれば

 それを記入すれば済む話なので

 わざわざマイナンバーカードを利用する

 場面が発生しないわけで。

 いったいどういう時に利用するのか不明です。

 

4.券面事項入力補助用

 これが一番わかりづらかったです。

 少し調べた今も

 利用場面が全く思いつきません。

 

 「補助用」なんていうから

 それほど重要じゃないのかと思いきや

 「個人番号や基本4情報(住所・氏名・生年月日・性別)を

  利用する場合に必要」

 って思いっきり個人情報にアクセスするための

 暗証番号じゃないですか。

 

 でも、個人番号以外は

 カードの表面に記載されているわけで

 カードが目の前にあるのに

 わざわざ暗証番号入力させて

 データとして取り出す場面ってどんなとき?

 普通はそんなややこしいことしないと思います。

 

 「入力補助」っていうのは

 手入力せずにデータを取得できるという

 意味なのかもしませんが

 ICカードリーダを準備して

 暗証番号入力させて・・・

 なんて手順を踏むより

 住所、氏名、生年月日程度なら

 手入力したほうが圧倒的に早い気がします。

 

と、ここまで書いて。

3、4については

使用する場面がほとんどないのでは?

という予想をしています。

 

2、3、4については

同じ暗証番号でも構わないようなので

暗証番号を忘れないようにするためにも

揃えておいたほうが無難かなというのが

いろいろ調べてみた感想です。

 

カードの有効期限は10年?5年?

 

カードの有効期限なのですが。

マイナンバーのHPには

「発行から10回目の誕生日」

(20歳以上の場合)

という記載があります。

 

その一方で総務省のHPを見ると

・利用者証明用電子証明書

・署名用電子証明書

の2つについては

「5回目の誕生日」

という記載があります。

 

ということは

結局5年毎に更新しないといけないの?

という疑問が生じるのですが

どこを調べても

5年後にどうしたらよいのかという

記載は一切ありません。

 

結局わからないことだらけ

 

ハガキ一枚受け取っただけで

これだけの疑問が生じているのですが

わざわざ

「www.kojinbango-card.go.jp」

なんてドメインまで取得して

作成されているHP見ても

よくわからないって、どういうこと?

 

当面は今までの住民基本台帳カードと同様に

住民票の写しを請求するときくらいしか

使用しない気がしますが

その住民票の写しも

そんなに頻繁に取得するわけでもないし

慌てて作らなくても

もう少し運用が落ち着いてからでも

良かったかもと思ってしまいました。

 

繰り返しになりますが

民間企業では怖くて

マイナンバーカードは扱えない

という状況になっちゃってますね

 

住民基本台帳カード

本人確認書類として認めているのに

マイナンバーカードは

目的外利用になるので不可

としているところが多いです

 

マイナンバー(個人番号)の取得は

定められた目的でしかできませんが

番号を取得しなければ

住民基本台帳カードと同様に

本人確認書類として利用できるので

いわゆる目的外利用には

あたらないはずです

 

本人確認書類として使うため

住民基本台帳カードの代わりに

マイナンバーカードを取得した人は

かなり不便な思いをしているのでは

ないのでしょうか

 

そもそもマイナンバーを

「他人に教えてはいけない番号」

として設計したのが

ダメすぎると思いますが

こんなところで言っても仕方ないですね

 

受け取りは役所が開いている平日のみ

 

まぁ、申請してしまったものは仕方ないので

なんとかして期限までに受け取りに行こうと思います。

 

でも、役所が開いている

平日昼間に受け取りに行くのは

難しそうです。

 

自治体によっては

カードを受け取るために

予約が必要になったりするらしいですが

自分の市の場合は

市から指定された場所(市役所・本庁)で

受け取る場合は特に予約などはしなくて良さそうです。

 

さらにマイナンバーカード受け取りのために

土日に休日開庁している日があるようなので

その日になんとか都合をつけて

行きますかね。

 

それにしても 

うんざり。

 

(つづき、後日受取に行きました)

 

kance.hatenablog.com