ヨーロッパ企画「平凡なウェーイ」
公演データ
- ヨーロッパ企画
- 「平凡なウェーイ」
- アートコンプレックス1928
- 2005/2/10-13
- 関連URL
- ヨーロッパ企画 http://www.europe-kikaku.com/
- アートコンプレックス1928 http://www.pan-kyoto.com/ac1928/
感想とか
この公演はまだまだあるみたいなので、あんまりネタバレ的な感想は避けることに。
とはいいつつも多少は触れることにはなりますが。
最初映像から始まったら、延々と映像が続きます。
あまりにも長いので、今日は映画を観に来たのかと若干不安になったくらい。
30分程してようやく舞台が始まると、映像に出てきた登場人物がどんどん舞台上に出てくる。
しかも、最初のシーンでほとんど登場人物が揃ってしまい、そのまま芝居が続く。というヨーロッパ企画らしい展開。
もともと大人数で喋ることになるのでわかりにくくなるのに、なんかお互い探り合いなのか、わざとそうしているのか、グダグダ感が強すぎて。
言いたいことだけ突然強調されて、あとはまた訳わかんなくなって。
たくさんいる登場人物の感情の動きが雑になっているような印象。
アンケートにもグダグダという単語を使って書いてしまいました。
なので、ちょっと満足度は低いです。
ただ、映像が単なるオープニングではなく、映画並みの物語になっていたこと。そしてそれが芝居へと綺麗につながっていること。登場人物の設定?のマニアックさ。細かい演出。などなど。
「おっ」と思わせるようなところも多く。
もう少しまとまった芝居になっていれば、もっとよかったのにと思ったのも事実。
いろいろ書きましたが、今関西の小劇場で勢いのある劇団の一つです。
チケットが意外と取りづらいのが難ですが、ここの公演は観て損はないはず。
次も行けたら行こう。